“とほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トホ
語句割合
35.9%
29.9%
12.5%
11.2%
杜甫3.5%
徒歩2.0%
1.2%
1.2%
0.5%
通行0.2%
0.2%
十穂0.2%
0.2%
0.2%
註文0.2%
透徹0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といふのが、時節柄さのため、可恐流行つて、つたなどといふは、から一石灰だらけぢやあるまいか。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それだのに、まではえない。——でんこでんこのびではないが、一町ほどうい——角邸からかないのは無論である。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しいものが一硝子してつた。そして一小松はもうかつた。それは斑點であつた。
日の光を浴びて (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
天守へもつて、お抜道ぢや不思議での、……祖父殿手細工で、殿様いたとつけ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
漢書は蕪村の愛読せし所、その詩を解すること深く、芭蕉が極めておぼろに杜甫の詩想を認めしとは異なりしなるべし。
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
徒歩で枕崎に出るのである。生涯再びは見る事もない此の坊津の風景は、おそろしいほど新鮮であった。私は何度も振り返り振り返り、そのの展望に目を見張った。
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
くの 方では 舎密も 鳴つてる。
る。君子終り有り。○彖伝に曰く、天道はして光明。地道はくして上行す。
地山謙 (新字旧仮名) / 片山広子(著)
丈夫に意見をさせる為めには、仮令乞食になるともはぬと言ふ御覚悟でせう、は花の様に御美しう御座いましたが、心の雄々しくらしつたことはても男だつて及びませんでしたよ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
さらでだに虫の音も絶え果てた冬近い夜のしさに、まだ宵ながら家々の戸がピタリとつて、通行る人もなく、話声さへ洩れぬ。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
松太郎の通行る度、店先にゐさへすれば、屹度この眼で調戯ふ。落花生の殻を投げることもある。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
るばかりのに身体を浸し温めて、しばらく清流の響に耳をらせる其楽しさ。夕暮近い日の光は窓からさし入つて、る風呂場の内を朦朧として見せた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
空は濃く青くるやうになつた。南のに当つて、ちぎれ/\な雲の群も起る。今は温暖い光の為にされて、野も煙り、岡も呼吸し、踏んで行く街道の土の灰色に乾く臭気心地が好い。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
彼処に、尾花が十穂ばかり、例のおなじようなげた丘の腹に、小草もないのに、すっきりと一輪咲いて、丈も高くさえある……その竜胆を、島田髷のその振袖、繻珍の帯を矢の字にしたのが
柏軒はこれを聞いて、汗出でてつた。此日の燕集が何のために催されたかは、その毫も測り知らざる所であつた。柏軒は此より節を折つて書を読んだと云ふのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ネフスキイりを微行で歩く。今上陛下がお通りになつた。ぢゆうの者が帽子を脱つたのでおれも同じやうにしたけれど、おれが西班牙の王樣だといふことは氣振りにも見せなかつた。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
見識らぬ紳士もカレイライスを註文してゐたものとみえて、その男の前にはやがて料理の皿が運ばれた。ところが、その男はなかなか食ひさうな気色がなかった。
溺死・火事・スプーン (新字旧仮名) / 原民喜(著)
が髪にえつきての如く透徹らしめ
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
先方公立なりとて唱歌本家のやうなをしおる、去年一昨年先方には大人末社がつきて、まつりの趣向れよりはかせ、喧嘩手出しのなりがたき仕組みもりき
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)