“浹(とほ)” の例文
柏軒はこれを聞いて、汗出でて背(そびら)に浹(とほ)つた。此日の燕集が何のために催されたかは、その毫も測り知らざる所であつた。柏軒は此より節を折つて書を読んだと云ふのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)