“十穂”の読み方と例文
読み方割合
とほ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼処かしこに、尾花が十穂とほばかり、例のおなじようなげた丘の腹に、小草おぐさもないのに、すっきりと一輪咲いて、丈も高くつぼみさえある……その竜胆を、島田髷のその振袖、繻珍しゅちんの帯を矢の字にしたのが