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通行
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とほ
ふりがな文庫
“
通行
(
とほ
)” の例文
さらでだに虫の音も絶え果てた冬近い夜の
寥
(
さび
)
しさに、まだ宵ながら家々の戸がピタリと
閉
(
しま
)
つて、
通行
(
とほ
)
る人もなく、話声さへ洩れぬ。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
松太郎の
通行
(
とほ
)
る度、店先にゐさへすれば、屹度この眼で
調戯
(
からか
)
ふ。
落花生
(
なんきんまめ
)
の殻を投げることもある。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
前日
通行
(
とほ
)
つた時は百二三十戸も有らうと思つたのが数へて見ると六十九戸しか無かつた。それが又
穢
(
きたな
)
い家許りだ。松太郎は心に喜んだ、何がなしに気強くなつて来た。
渠
(
かれ
)
には自信といふものが無い。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“通行”の解説
通行
(出典:Wikipedia)
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“通行”で始まる語句
通行人
通行券
通行証
通行路
通行税取立所