“角楼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくろう50.0%
すみやぐら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いうまでもなく門は左右に均等の高壁を延ばして、尽きる所に角楼かくろうが美しい姿勢を保っている。仰ぎ見る者は誰でもその自若じじゃくとした威厳の美に打たれない者はないであろう。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
たて二十間、横十八間、高さ十五間、壁の厚さ一丈五尺、四方に角楼すみやぐらそびえて所々にはノーマン時代の銃眼じゅうがんさえ見える。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)