角楼かくろう)” の例文
いうまでもなく門は左右に均等の高壁を延ばして、尽きる所に角楼かくろうが美しい姿勢を保っている。仰ぎ見る者は誰でもその自若じじゃくとした威厳の美に打たれない者はないであろう。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)