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角樽
ふりがな文庫
“角樽”の読み方と例文
読み方
割合
つのだる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つのだる
(逆引き)
お豊はそう云いながら、
角樽
(
つのだる
)
を取って、その口から
冷
(
ひや
)
のまま飲もうとした。深喜は近よってその手を
捉
(
とら
)
え、角樽を奪って脇へ置いた。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
正面に
盛切
(
もっき
)
りの台が拭きこんであって、真白な塩がパイスケに山盛りになって、二ツ三ツの
酒樽
(
さかだる
)
と横に
角樽
(
つのだる
)
が飾ってある店だ。
旧聞日本橋:14 西洋の唐茄子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
(與助と雲哲、願哲は助十を支へてゐる。下のかたの路地口より左官屋勘太郎、三十二三歳、身綺麗にいでたち、
角樽
(
つのだる
)
と
鯣
(
するめ
)
をさげて出づ。)
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
角樽(つのだる)の例文をもっと
(17作品)
見る
角
常用漢字
小2
部首:⾓
7画
樽
漢検準1級
部首:⽊
16画
“角”で始まる語句
角
角力
角笛
角張
角帯
角屋
角々
角立
角兵衛獅子
角店
“角樽”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
作者不詳
山本周五郎
久生十蘭
徳田秋声
柳田国男
長谷川時雨
泉鏡花
岡本綺堂