“角店”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かどみせ92.9%
かどだな7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元園町もとぞのちょう一丁目十九番地の角店かどみせで、その地続きが元は徳川幕府の薬園、後には調練場となっていたので、若い侍などが大勢集って来る。
二階から (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
綿文は角店かどみせで、土蔵が二戸前。二階造りの店とはべつに、中庭を隔てて、平屋建ての住居があった。住居のほうは横に門があり、正面が玄関。
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「でもねえ、女世帯おんなじょたい角店かどだなに住むなんて、少し晴れがましすぎると思うから」
枡落し (新字新仮名) / 山本周五郎(著)