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銃眼
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じゅうがん
ふりがな文庫
“
銃眼
(
じゅうがん
)” の例文
竪
(
たて
)
二十間、横十八間、高さ十五間、壁の厚さ一丈五尺、四方に
角楼
(
すみやぐら
)
が
聳
(
そび
)
えて所々にはノーマン時代の
銃眼
(
じゅうがん
)
さえ見える。
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
雲に聳ゆる要害堅固な城塞の
銃眼
(
じゅうがん
)
から数限りなき銃口がこちらを狙っていることも、自分の率いる無力な一小隊などは
木葉微塵
(
こっぱみじん
)
に吹き飛ばされてしまうだろうことも
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
初めは
湖畔
(
こはん
)
に出て
侵略者
(
しんりゃくしゃ
)
を
迎
(
むか
)
え
撃
(
う
)
った彼等も名だたる北方草原の
騎馬兵
(
きばへい
)
に当りかねて、湖上の
栖処
(
すみか
)
に退いた。湖岸との間の
橋桁
(
はしげた
)
を
撤
(
てっ
)
して、家々の窓を
銃眼
(
じゅうがん
)
に、投石器や弓矢で応戦した。
狐憑
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
銃眼
(
じゅうがん
)
のある角を出ると
滅茶苦茶
(
めちゃくちゃ
)
に書き
綴
(
つづ
)
られた、模様だか文字だか分らない中に、正しき
画
(
かく
)
で、
小
(
ちいさ
)
く「ジェーン」と書いてある。余は覚えずその前に立留まった。
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“銃眼”の解説
銃眼(じゅうがん、en: Embrasure)は、城壁や軍用車両などの内部から弓矢や銃を構えて射撃するために備え付けられた小さな窓のこと。日本の築城用語では狭間(はざま、さま)と呼ばれた。
(出典:Wikipedia)
銃
常用漢字
中学
部首:⾦
14画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
“銃”で始まる語句
銃
銃口
銃丸
銃先
銃音
銃剣
銃声
銃猟
銃弾
銃身