“湖畔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こはん91.7%
うみべり8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は幾つかのこの湖畔こはんの水産に関係ある家に試験所の用事で出入りをしているうち、その家々で二三人の年頃の娘とも知合いになった。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
そのとき湖畔こはんにつり糸をたれていたガーネットが三人のボートを見るやいなや、さおをすてて洞穴へ走り、三人の帰着をしらせたので
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
これから、あの掻巻かいまきの中へ、すっぽりとくるまって、めまぐるしいこのごろの湖畔うみべりのやりくりの骨休めをすることだ。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)