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撤
ふりがな文庫
“撤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ま
28.6%
てつ
23.8%
と
14.3%
てっ
14.3%
す
9.5%
サガ
9.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ま
(逆引き)
それでも
嬉
(
うれ
)
しそうに、金魚屋の下男にまで、それではまた、と
卑
(
いや
)
しい
愛嬌
(
あいきょう
)
を振り
撤
(
ま
)
きいそいそと立ち去るその小男のうしろ姿を見送ってひとりが
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
撤(ま)の例文をもっと
(6作品)
見る
てつ
(逆引き)
船手
(
ふなて
)
奉行の手で、川口の舟を調べはじめたのは、中一日置いた二十一日の晩からである。城の兵備を
撤
(
てつ
)
したのも二十一日である。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
撤(てつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
と
(逆引き)
箱の中に何があるかを知り拔いてゐる自分も、父の手つきが
大業
(
おほげふ
)
なので、一寸胸を躍らせて蓋の
撤
(
と
)
らるゝのを待つといふやうな心地になつた。
父の婚礼
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
撤(と)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
てっ
(逆引き)
彼旗を
撤
(
てっ
)
し、此望台を
毀
(
こぼ
)
ち、今自然も
愁
(
うれ
)
うる秋暮の物悲しきが上に憂愁不安の気雲の如く
覆
(
おお
)
うて居る斯千歳村に、雲霽れてうら/\と日の
光
(
ひかり
)
射
(
さ
)
す復活の春を
齎
(
もた
)
らすを得ば
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
撤(てっ)の例文をもっと
(3作品)
見る
す
(逆引き)
また山川の神をことごとく日本に送り倭賊を
擒
(
とりこ
)
にすべしなど宣言したので、愚民ども
城隍
(
じょうこう
)
祠廟
(
しびょう
)
の神を
撤
(
す
)
て去り、伊金を仏ごとく敬い福利を祈る、無頼の徒その弟子と称し
相
(
あい
)
誑
(
たぶら
)
かし
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
撤(す)の例文をもっと
(2作品)
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サガ
(逆引き)
男とさへ言へば、子すら、夫すら、拝む事も、お
撤
(
サガ
)
りを戴く事も禁ぜられてゐる。
信太妻の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
撤(サガ)の例文をもっと
(2作品)
見る
撤
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“撤”を含む語句
該撤
撤回
弥撤
撤水車
撤退
撤廃
撤兵
振撤
撤上物給
撤下物
撤下物侍
撤却
撤去
撤囘
撤銭
“撤”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
上司小剣
徳冨蘆花
与謝野寛
南方熊楠
岩野泡鳴
江見水蔭
徳田秋声
中島敦
長塚節