“撤”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
31.6%
てつ21.1%
15.8%
10.5%
てっ10.5%
サガ10.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“撤”を含む作品のジャンル比率
総記 > ジャ-ナリズム・新聞 > ジャ-ナリズム・新聞50.0%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]8.8%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 社会・家庭生活の習俗5.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
こめぜていた食稻けしねほうしていてんぢやねえけ、それかららもそれつたんぢやをへねつちつたな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
海峡に灰をきたる星ぐもり我を載せたる船流れ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
彼は男娼を禁ぜり、彼は隠売淫かくればいいんを禁ぜり、彼は各売淫所をてつして、これを市外の一所にうつせり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
「壁をてつした生活」と云ふ詩には巴里パリイの夜の街のどの家の壁も作者の前に無くなつて各人の心持が大音楽の様にきこえる光景を歌つて居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
箱の中に何があるかを知り拔いてゐる自分も、父の手つきが大業おほげふなので、一寸胸を躍らせて蓋のらるゝのを待つといふやうな心地になつた。
父の婚礼 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
素足に藁草履をバタ/\さして、芋の蔓のやうに曲りくねつた細い野路を、妻が被つた手拭もらずに、風呂敷に包んだ飯櫃おひつを提げて急いで來た。
太政官 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
また山川の神をことごとく日本に送り倭賊をとりこにすべしなど宣言したので、愚民ども城隍じょうこう祠廟しびょうの神をて去り、伊金を仏ごとく敬い福利を祈る
その可否のごときは吾輩賤人の議すべきでないが、社会の上層既にかかる因襲を廃せぬに、下層凡俗それ相応に鬼門の忌を墨守するを、吾輩何と雑言したりとて破りてしめ得らりょうぞ。
一去、高松攻めの兵をてっし、一鞭いちべん山崎をさして、故信長のとむらい合戦に向ったときは、
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼旗をてっし、此望台をこぼち、今自然もうれうる秋暮の物悲しきが上に憂愁不安の気雲の如くおおうて居る斯千歳村に、雲霽れてうら/\と日のひかりす復活の春をもたらすを得ば、其時こそ京王の電鉄も都と田舎をつなぐ愛の連鎖、あたたかい血のかよ脈管みゃくかんとなるを得るであろう。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
男とさへ言へば、子すら、夫すら、拝む事も、おサガりを戴く事も禁ぜられてゐる。
信太妻の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
盆が済むと、蓮の葉や青薦アヲゴモに捲いて、川に流す瓜や茄子は、精霊の依代となつたものだから流すので、単に供物であるならば、おサガりを孝心深い児孫が御相伴せないではゐない筈である。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)