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撤回
ふりがな文庫
“撤回”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てっかい
81.8%
てつくわい
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てっかい
(逆引き)
この後の、御方針は、何となされるか。
一
(
いっ
)
たん小牧の兵は
撤回
(
てっかい
)
されても、ゆくゆくのお考えもまた、おもちでござろうが
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
智子が必死の思案の果てに思極めたことは——智子がなまじ自分の智能を過信して夫を眼開きの世界へ連れて来ようとした無理を
撤回
(
てっかい
)
することだった。
明暗
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
撤回(てっかい)の例文をもっと
(9作品)
見る
てつくわい
(逆引き)
曲者は玄關からも雨戸からも入るのではないといふことは、判り過ぎるほど判つて居りますから、今夜は外の警戒を一切
撤回
(
てつくわい
)
して、三十幾人の頭をすつかり家の中に集中してしまひました。
銭形平次捕物控:002 振袖源太
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
僕は又「へええ、それも譃か」と忽ち自説(?)を
撤回
(
てつくわい
)
した。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
撤回(てつくわい)の例文をもっと
(2作品)
見る
“撤回”の解説
撤回(てっかい)とは、一般には、発言・提案など先行する場面での行為等を後に取り下げることをいう。日本法上では、意思表示を行った者が、ある行為を将来に向かって無効とさせること。撤回をする権利を撤回権、撤回権を有する者を撤回権者と呼ぶ。撤回の行使の前までは、その意思表示は有効であり、撤回の行使の時から、その意思表示が無効となる。また、撤回は、未だ効力が生じていない法律行為や意思表示についてなされるものであり、その効力の発生を阻止する点で解除や取消などと異なる。
(出典:Wikipedia)
撤
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
回
常用漢字
小2
部首:⼞
6画
“撤”で始まる語句
撤
撤廃
撤退
撤兵
撤水車
撤銭
撤却
撤去
撤囘
撤下物
“撤回”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
野村あらえびす
吉川英治
芥川竜之介
岡本かの子
永井荷風
海野十三
野村胡堂