“城隍”の読み方と例文
読み方割合
じょうこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等女匪は、城隍じょうこうの前で誓いを立て十姉妹しまつと自称し、年に由って老大ろうだいとか老二とかの称号をつけ、たがいに連絡を取って活動する。
今更云うまでもない事だが、鬼狐の談に富んだ支那の小説では、城隍じょうこうを始め下廻りの判官や鬼隷きれいも暇じゃない。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
また山川の神をことごとく日本に送り倭賊をとりこにすべしなど宣言したので、愚民ども城隍じょうこう祠廟しびょうの神をて去り、伊金を仏ごとく敬い福利を祈る、無頼の徒その弟子と称しあいたぶらかし