“麦稈真田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばっかんさなだ66.7%
ばくかんさなだ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金曜日の夜になると、奥さんは内職の麦稈真田ばっかんさなだをやめてオルガンのそばに立ち、先生をはげました。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
自分の実子がある訳ではなく、食うに困る訳でもないのに、後には麦稈真田ばっかんさなだなどの賃仕事を引受け、僅かばかりの小銭をもうけることを楽みにしたり、すべてが次第に吝嗇臭けちくさく土臭くなって来た。
御萩と七種粥 (新字新仮名) / 河上肇(著)