“御金”の読み方と例文
読み方割合
おかね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坂井さかゐさんやうに、御金おかねがあつてあそんでゐるのが一番いちばんいわね」とつた御米およね言葉ことばいて、小六ころくまた自分じぶん部屋へやかへつてつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
申請御金おかね會所くわいしよにて金子受取參るべしと云遣いひやりけるにぞ吉兵衞はかの書付を懷中くわいちうなしこゝ彌々いよ/\決心し兼て勝手かつてを知し事なれば御勘定ごかんぢやう部屋へやに到り右の書付かきつけを差出ければ役人は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
本當ほんたうにね。にいさんにさへ御金おかねがあると、うでもしてげること出來できるんだけれども」と、御世辭おせじでもなんでもない、同情どうじやうへうした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)