衣嚢ぽけつと)” の例文
菊池君は両手を上衣の衣嚢ぽけつとに突込んで、「馬鹿な男だなあ。」と吃る様に云ひ乍ら、悠々と「毎日」を去る。そして其足で直ぐ私の所へ来て、「日報」に入れて呉れないかと頼む。
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)