“ぎゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
71.1%
22.2%
反対4.4%
2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで、お医者は病人をつかまえて、上下かみしもぎゃくに置きかえて、死神が病人のあたまのほうに立つことになるようにしました。
(やあ、はい、びさっしゃる事は何にもねえだがね、そこに久しく立っているとぎゃくを煩らうだあかンな、取憑とッつかれるでな。)
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
頼母は、おびえた心でこう思った。(あれが反対ぎゃくなら、脇構えなのだが)
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ぎゃくし、こんど勅使の巡察に、その罪状の発覚を恐るるや、かえって勅使に暴行を加え、良民を煽動せんどうして乱をたくめど、その事、いちはやく官の知るところとなり、一族をつれて夜にまぎれ、無断官地を
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)