“生態”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいたい83.3%
なりわい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日南極なんきょくの氷山や雪原の中に沢山の大きなペンギン鳥の集団しゅうだんがある。その生態せいたいは大抵の動物学者もよくは知らないが、それをカメラが追求ついきゅうして実写したのである。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
とにかく深山学士研究室の襲撃事件によりて、赤外線男の生態せいたいというものが、大分はっきりしてきた。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この自然と伽藍がらんって、何を考え、何を志向していたか、当時の彼らの生態なりわいやら生きこだまがそこはかとなく心に響いてくることだった。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)