“せいたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
青黛34.5%
生態10.3%
青苔10.3%
世態6.9%
声帯6.9%
生体6.9%
青岱6.9%
斉泰3.4%
星体3.4%
正体3.4%
(他:2)7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「四十前後の良い男でございました。何より色白の顔と、青黛せいたいを塗ったような、両頬の青髯の跡が目立ちました」
武帝ぶてい宮人きうじんまゆ調とゝのふるに青黛せいたいつてす、いづれもよそほふに不可ふかとせず。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
とにかく深山学士研究室の襲撃事件によりて、赤外線男の生態せいたいというものが、大分はっきりしてきた。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
と、その二人は、岩頭からのりだすようにして、しきりに恐竜の生態せいたいを映画にとっていて、ほかのことはぜんぜん注意をはらっていなかった。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
うめ切株きりかぶなめらかなる青苔せいたいつゆてらして、えて
森の紫陽花 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
満庭の樹影青苔せいたいの上によこたはりて清夏の逸興にはかきたるを覚ゆる時、われ年々来青花のほとりに先考所蔵の唐本たうほんを曝して誦読日の傾くを忘る。
来青花 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
この有力なる開進風潮の中にいながら、学校教育の一局部を変革して、もって現在の世態せいたいを左右せんと欲するが如きは
徳育如何 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
漢楚かんそ軍談のむかしと明治の今日こんにちとは世態せいたいもとより同じからず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
少しは加減して居る様だが、調子に乗ると吾を忘れて声帯せいたいふるうらしい。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「まだ君には言わなかったかしら、僕が声帯せいたいを調べて貰った話は?」
彼 第二 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
彼は、もう自分で考えることもしゃべることもできず、一個の機械とかわらぬ生体せいたいとなってしまったのである。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そうじて血のめぐりの好い生体せいたいは健全です。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
中嫁御が眉を剃って、そのあとの青岱せいたいが、うっすら青く見えて、ぬけるように色が白いなど、とても魅力があったように思います。
女の話・花の話 (新字新仮名) / 上村松園(著)
「四十前後の良い男でございました。何より色白の顏と、青岱せいたいを塗つたやうな、兩頬の青髯の跡が目立ちました」
帝のかたえには黄子澄こうしちょう斉泰せいたいあり、諸藩を削奪さくだつするの意、いかでこれ無くしてまん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
斉は斉泰せいたいなり、黄は黄子澄こうしちょうなり、練は練子寧れんしねいなり、しかして方は即ち方正学ほうせいがくなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「アドロ彗星というのは、天然の彗星なんですか。それともこの怪星ガン——いや、失礼しました、ガンマ星のごとく、人工的に建造された星体せいたいなのですか」
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)
けれども現代においては変体仮名というものは、正体せいたいの仮名に対するもので、「か」ならば「か」は正しい形として「〓」とか「〓」とかいうもの、まだ幾らもありますが、こういうものを「か」のかわった形と認め、結局「か」の代用と考えているのであります。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
看護婦と産婆は、婦人の死に狼狽して、臍帯せいたいを切りはなしたまま、赤ん坊を、夫人の両脚の間に横わらせて置きましたから、私は、産婆に産湯の用意を命じ、看護婦を本邸に走らせてT氏に異変を告げさせました。
印象 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
泰不華元帥たいふかげんすいはその当時西台せいたい御史ぎょしであったので、その事件の記録に朱書きをして、「鬼贓」としるした。鬼の贓品という意である。