“せうたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
招待60.0%
小隊20.0%
正体20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
R大使館(たいしかん)の所在(しよざい)を、彼(かれ)は明白(めいはく)には知(し)らなかつた。勿論(もちろん)招待(せうたい)の意味(いみ)についても、明確(めいかく)なことはわからなかつた。しかし大凡(おゝよ)その見当(けんたう)はわかつてゐた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
岸邊(きしべ)に丸(まる)くかたまつてゐた兵士(へいし)の集團(しふだん)はあわてて駈(か)け出(だ)した。私(わたし)もそれに續(つづ)いた。そして、途切(とぎ)れに小隊(せうたい)の後(あと)を追(お)つて漸(やうや)くもとの隊伍(たいご)に歸(かへ)つた。劇(はげ)しい息切(いきぎ)れがした。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
間(ま)もなく小隊(せうたい)は隊形(たいけい)を復(ふく)して動(うご)き出(だ)した。が、兵士達(へいしたち)の姿(すがた)にはもう疲(つか)れの色(いろ)も眠(ねむ)たさもなかつた。彼等(かれら)は偶然(ぐうぜん)の出來事(できごと)に變(へん)てこに興奮(こうふん)して、笑(わら)つたり呶鳴(どな)つたり、飛(と)び上(あが)つたりしてはしやいでゐた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
さりながらお寫眞(しやしん)あらば一枚(まい)形見(かたみ)に頂(いたゞ)きたし此次(このつぎ)出京(しゆつけう)する頃(ころ)には最(も)はや立派(りつぱ)の奧樣(おくさま)かも知(し)れず、それでも又(また)逢(あ)つて給(たま)はるかと顏(かほ)をのぞけば、膝(ひざ)に泣(な)き伏(ふ)して正体(せうたい)もなし
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)