“兵士達”の読み方と例文
読み方割合
へいしたち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵營へいえいからすでに十ちか行程かうていと、息詰いきづまるやうにしするよる空氣くうきと、ねむたさと空腹くうふくとにされて、兵士達へいしたちつかれきつてゐた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
が、しばらくすると中根なかねはなしにもきがた。そして、三十ぷんたないうちにまた兵士達へいしたち歩調ほてうみだれてた。ゐねむりがはじまつた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
列縱隊れつじうたいは五れつになり三れつになりして、兵士達へいしたちはまるで夢遊病者むいうびやうしやのやうにそろそろあるいてゐるのだつた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)