“西台”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にしのだい50.0%
せいたい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る折などは、塩冶のやかたの客となって、西台にしのだいが湯殿にあるのを知り、覗き見までやったという。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
早田わさたノ宮の妹で、弘徽殿こきでん西台にしのだいといわれた佳人かじんがある。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
泰不華元帥たいふかげんすいはその当時西台せいたい御史ぎょしであったので、その事件の記録に朱書きをして、「鬼贓」としるした。鬼の贓品という意である。