“西丸表御台所人”の読み方と例文
読み方割合
にしのまるおもておだいどころにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晩菘、いみなは穆、字は元教、小字は藤助、後に専之丞と称した。本姓は益田ますだ氏、甲斐国大藤村の人。天保七年七月齢三十八の時、真下家の株を買って家督を相続し、西丸表御台所人にしのまるおもておだいどころにんとなる。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)