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弘徽殿
ふりがな文庫
“弘徽殿”の読み方と例文
読み方
割合
こきでん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こきでん
(逆引き)
秋風の
音
(
ね
)
にも虫の声にも帝が悲しみを覚えておいでになる時、
弘徽殿
(
こきでん
)
の
女御
(
にょご
)
はもう久しく夜の
御殿
(
おとど
)
の
宿直
(
とのい
)
にもお上がりせずにいて
源氏物語:01 桐壺
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
早くから宮廷に這入っていて、
弘徽殿
(
こきでん
)
女御と言われた。帝が、後に源氏の生母桐壺更衣を余り
寵愛
(
ちょうあい
)
なさるので、自尊心を傷ける。
反省の文学源氏物語
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
ことしの
五月雨
(
さみだれ
)
頃だった。
弘徽殿
(
こきでん
)
の
更衣
(
こうい
)
づきの、さる女官が、藤壺のひとつのうす暗い小部屋で、ひとりの官人と、
秘
(
ひそ
)
か事をたのしんでいた。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(18作品)
見る
“弘徽殿”の解説
弘徽殿(こきでん)とは、平安御所の後宮の七殿五舎のうちの一つ。転じて、弘徽殿を賜った后妃の称としても使われる。後者で女御の場合は「弘徽殿女御(こきでんのにょうご)」とも呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
弘
漢検準1級
部首:⼸
5画
徽
漢検準1級
部首:⼻
17画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
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