“正弼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうすけ33.3%
しょうひつ33.3%
まさすけ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これはなかなか立派な本ができましたね。」と寿平次は手に取って見て、「この上木（じょうぼく）の趣意書には、お歴々の名前も並んでいますね。前島正弼（しょうすけ）、片桐春一（かたぎりしゅんいち）、北原信質（のぶただ）、岩崎長世（ながよ）、原信好（のぶよし）か。 ...
夜明け前：02 第一部下 (新字新仮名) ／ 島崎藤村(著)
上杉（うえすぎ）の正弼（しょうひつ）
随筆　私本太平記 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
まあ三年間の土産（みやげ）と言えば、古史伝の上木（じょうぼく）を手伝って来たくらいのものです。前島正弼（まさすけ）、岩崎長世、北原稲雄、片桐（かたぎり）春一、伊那にある平田先生の門人仲間はみんなあの仕事を熱心にやっていますよ。
夜明け前：01 第一部上 (新字新仮名) ／ 島崎藤村(著)