“片桐”の読み方と例文
読み方割合
かたぎり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのさわぎもやっとおさまって、おしまいの片桐かたぎりコトエの出席をとったときにはもう、四十五分の授業時間はたってしまっていた。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
二十三日には浪士らは片桐かたぎりまで動いた。その辺から飯田へかけての谷間たにあいには、数十の郷村が天龍川の両岸に散布している。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
さて、映画館の事件があってから一週間ほどたって、目黒めぐろ区の片桐かたぎりさんのおうちに、おそろしいことがおこりました。
仮面の恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)