“まさすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
正右25.0%
正允25.0%
正弼25.0%
正資25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名は甘匹かんひつあざなは子由、一に西巷と号した。鼎斎の子竹亭、名は茂竜、字は子群、通称は徳弥が阿部侯正右まさすけに仕へた。即ち幸作の曾祖父である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
当主正倫は、父伊予守正右まさすけが明和六年七月十二日宿老の職にゐて卒したので、八月二十九日に其後をいだ。伊沢氏の召し抱へられる二十五年前の事である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
松本伊豆守から五個、赤井越前守から三個、松平正允まさすけから二個、伊井中将から一個、浜田侍従から一個。……等々であった。
十二神貝十郎手柄話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
まあ三年間の土産みやげと言えば、古史伝の上木じょうぼくを手伝って来たくらいのものです。前島正弼まさすけ、岩崎長世、北原稲雄、片桐かたぎり春一、伊那にある平田先生の門人仲間はみんなあの仕事を熱心にやっていますよ。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それを今は故人となった緒方正資まさすけ君が
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)