“正右”の読み方と例文
読み方割合
まさすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名は甘匹かんひつあざなは子由、一に西巷と号した。鼎斎の子竹亭、名は茂竜、字は子群、通称は徳弥が阿部侯正右まさすけに仕へた。即ち幸作の曾祖父である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
当主正倫は、父伊予守正右まさすけが明和六年七月十二日宿老の職にゐて卒したので、八月二十九日に其後をいだ。伊沢氏の召し抱へられる二十五年前の事である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)