“うるうどし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
閏年60.0%
潤年20.0%
閨年20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
閏年うるうどしには二十六本、すなわち十三本の倍数を打つというから、多分はこれにって月々の吉凶きっきょうまたは晴雨をぼくしたのだろうと思うが、現在はもう自信がなくなったものか
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その時のつれ小村雪岱こむらせったいさんで、双方あちらこちらの都合上、日取が思うつぼにはならないで、十一月の上旬、潤年うるうどしの順におくれた十三夜の、それも四日ばかり過ぎた日の事であった。
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
『さうだ、二月に二十九日あつた年は、閨年うるうどしといふのだから覚えてお置き。』