“裏納戸”の読み方と例文
読み方割合
うらなんど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木綿もめん小紋こもんのちゃんちゃん子、経肩衣きょうかたぎぬとかいって、紋の着いた袖なしを——外は暑いがもう秋だ——もっくりと着込んで、裏納戸うらなんど濡縁ぬれえん胡坐あぐらかいて、横背戸よこせどに倒れたまま真紅まっかの花の小さくなった
栃の実 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)