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ふろをけ
ふりがな文庫
“ふろをけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
風呂桶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風呂桶
(逆引き)
風呂桶
(
ふろをけ
)
の
傍
(
そば
)
では四十五十に
成
(
な
)
る
百姓
(
ひやくしやう
)
も
居
(
ゐ
)
て
一同
(
みんな
)
が
愉快相
(
ゆくわいさう
)
にどよめいた。おつぎが
手桶
(
てをけ
)
を
持
(
も
)
つた
時
(
とき
)
勘次
(
かんじ
)
は
裏戸
(
うらど
)
の
垣根口
(
かきねぐち
)
にひよつこりと
出
(
で
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
『
風呂桶
(
ふろをけ
)
に
触
(
さは
)
らふ我の背の骨のいたくも我は
痩
(
や
)
せにけるかな』の
下
(
しも
)
の句を『
斯
(
か
)
く現れてありと思へや』と直し、憲吉・古実君の意見をも徴して、其をアララギの原稿にしたのである。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「なあに
管
(
かま
)
あねえ」
後
(
あと
)
から
目
(
め
)
を
蹙
(
しか
)
めながら
一人
(
ひとり
)
が
首筋
(
くびすぢ
)
まで
沈
(
しづ
)
んだ。それから
風呂桶
(
ふろをけ
)
へ
腰
(
こし
)
を
掛
(
か
)
けてごし/\と
洗
(
あら
)
ひながら
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「
兼
(
かね
)
さんすつかり
惚
(
ほれ
)
られつちやつた」と
風呂桶
(
ふろをけ
)
の
傍
(
そば
)
からいつた。おつぎは
顏
(
かほ
)
を
赧
(
あか
)
くして
慌
(
あわたゞ
)
しく
手桶
(
てをけ
)
を
持
(
も
)
つて
遁
(
に
)
げた。一
杯
(
ぱい
)
に
汲
(
く
)
んだ
手桶
(
てをけ
)
の
水
(
みづ
)
が
少
(
すこ
)
し
波立
(
なみだ
)
つて
滾
(
こぼ
)
れた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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