“東道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうどう50.0%
あんない16.7%
あるじ16.7%
みちしるべ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、どうやら間違いなく二人は白骨の宿へたどりつくと、池田良斎が東道とうどうぶりで、炉辺に焚火の御馳走を始めました。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
いな此処ここには持ちはべらねど、大王ちとの骨を惜まずして、この雪路ゆきみちを歩みたまはば、僕よき処へ東道あんないせん。怎麼いかに」トいへば。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
独りネビッチョけ物と成ッて朝夕勉強三昧ざんまいに歳月を消磨する内、遂に多年蛍雪けいせつの功が現われて一片の卒業証書をいだき、再び叔父の家を東道あるじとするように成ッたからまず一安心と
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
きらめきて東道みちしるべせむ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)