からすとうさぎ
お正月でも、山の中は、毎日寒い風が吹いて、木の枝を鳴らし、雪がちらちらと降って、それはそれはさびしかったのです。 「ほんとうに、お正月がきてもつまらないなあ。」と、からすは、ため息をつきました。 「町の方はにぎやかなのだろう。ひとつ出かけて …
作品に特徴的な語句
うえ さい あが せん はん なか 主人しゅじん 人通ひとどお とも はい おお いえ たい きゅう ほう けむり りょう から たきぎ 見物けんぶつ けん にお ひと 今夜こんや 今度こんど ひく ぼく はら 口車くちぐるま きみ よろこ 場所ばしょ しお こえ おお 大根だいこん おく 子供こども 安心あんしん うち さむ 小舎こや 屋根やね やま かえ ひろ こころ おも いき そこ 明日あす 晩方ばんがた 智慧ちえ くら はやし えだ 案内あんない くわ もり たの 欲深よくふか 正月しょうがつ ある のこ 残念ざんねん 毎日まいにち 洞穴ほらあな なが すみ 煙突えんとつ いぬ まち しろ 瞬間しゅんかん