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欲深
読み方 | 割合 |
よくふか | 83.3% |
よくぶか | 16.7% |
まったく、
独りぽっちでおりましたけれど、
欲深なものですから、
金をためることばかり
考えていて、さびしいということなど
知りませんでした。
父親和尚は
何處までもさばけたる
人にて、
少しは
欲深の
名にたてども
人の
風説に
耳をかたぶけるやうな
小膽にては
無く、
手の
暇あらば
熊手の
内職もして
見やうといふ
氣風なれば
ふじの
花咲く
国の
王さまは、どちらかといえば、そんなに
欲深い
人ではなかったのでした。けれど、
妃は、たいそうひすいを
愛されました。
とにかく、みんなは、たがいに
欲深であったり、
嫉妬しあったり、
争い
合ったりする
生活に
愛想をつかしました。