欲深よくぶか)” の例文
ふじのはなくにおうさまは、どちらかといえば、そんなに欲深よくぶかひとではなかったのでした。けれど、きさきは、たいそうひすいをあいされました。
ひすいを愛された妃 (新字新仮名) / 小川未明(著)
とにかく、みんなは、たがいに欲深よくぶかであったり、嫉妬しっとしあったり、あらそったりする生活せいかつ愛想あいそうをつかしました。
明るき世界へ (新字新仮名) / 小川未明(著)