“一尺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつしやく61.5%
いっしゃく30.8%
いっせき7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふくろ(がく)はからだ一尺いつしやくもあり、暗褐色あんかつしよく羽毛うもうあしまでかぶつてゐます。はね非常ひじようやはらかですからぶときにおとがしません。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
一分いちぶのめだかから一尺いっしゃくこいにいたる魚のすべて、さぎ、白鳥、おしどり、かもつるなど水に親しむ鳥どものすべて、また水にさく浮草の花の一つ一つが、それを聞くのじゃ。
おしどり (新字新仮名) / 新美南吉(著)
そのほか、一尺いっせきの地でも、敵地を踏まずに帰れないことはいうまでもない。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)