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上掻
ふりがな文庫
“上掻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うわがい
50.0%
うわがえ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うわがい
(逆引き)
空にふらふらとなり、しなしなとして、按摩の手の
裡
(
うち
)
に糸の乱るるがごとく
縺
(
もつ
)
れて、
艶
(
えん
)
に
媚
(
なまめ
)
かしい
上掻
(
うわがい
)
、
下掻
(
したがい
)
、ただ
卍巴
(
まんじともえ
)
に降る雪の中を
倒
(
さかし
)
に
歩行
(
ある
)
く風情になる。
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
上掻(うわがい)の例文をもっと
(1作品)
見る
うわがえ
(逆引き)
幅狭き
布子
(
ぬのこ
)
の
上掻
(
うわがえ
)
を
引張
(
ひっぱ
)
り合せて、膝小僧を押包み、煮染めたような
手拭
(
てぬぐい
)
にて、汗を
拭
(
ふ
)
き拭き
畏
(
かしこま
)
り、手をつきて美人の顔、じっと見詰むる眼に涙。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
上掻(うわがえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟
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