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かきあ
ふりがな文庫
“かきあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
掻上
48.1%
掻合
44.4%
抱合
3.7%
掻揚
3.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掻上
(逆引き)
長く濃かった髪は灰色に変って来て、染めるに手数は掛かったが、よく手入していて、その額へ垂下って来るやつを
掻上
(
かきあ
)
げる
度
(
たび
)
に、若い時と同じような快感を覚えた。
刺繍
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
かきあ(掻上)の例文をもっと
(13作品)
見る
掻合
(逆引き)
細
(
ほっそ
)
りした姿で、薄い色の
褄
(
つま
)
を引上げ、腰紐を直し、伊達巻をしめながら、襟を
掻合
(
かきあ
)
わせ掻合わせするのが、茂りの
彼方
(
かなた
)
に枝透いて、
簾
(
すだれ
)
越に
薬玉
(
くすだま
)
が消えんとする。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かきあ(掻合)の例文をもっと
(12作品)
見る
抱合
(逆引き)
婦人
(
をんな
)
は
衣紋
(
えもん
)
を
抱合
(
かきあ
)
はせ、
乳
(
ちゝ
)
の
下
(
した
)
でおさへながら
静
(
しづ
)
かに
土間
(
どま
)
を
出
(
で
)
て
馬
(
うま
)
の
傍
(
わき
)
へつゝと
寄
(
よ
)
つた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かきあ(抱合)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
掻揚
(逆引き)
すこし癖はあるが長めにした
光沢
(
つや
)
の好い
頭髪
(
かみ
)
を
関
(
かま
)
わず
掻揚
(
かきあ
)
げているような男の教師の前へも行って立った。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
かきあ(掻揚)の例文をもっと
(1作品)
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