トップ
>
かきあは
ふりがな文庫
“かきあは”の漢字の書き方と例文
語句
割合
掻合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掻合
(逆引き)
車夫のかく答へし後は
語
(
ことば
)
絶えて、車は
驀直
(
ましぐら
)
に走れり、紳士は
二重外套
(
にじゆうがいとう
)
の
袖
(
そで
)
を
犇
(
ひし
)
と
掻合
(
かきあは
)
せて、
獺
(
かはうそ
)
の
衿皮
(
えりかは
)
の内に耳より深く
面
(
おもて
)
を
埋
(
うづ
)
めたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「文ちやんは厭——姉さんの懐へ手などを入れて。」とお節は叱つて見せて、着物の
襟
(
えり
)
を
掻合
(
かきあは
)
せた。「ほんとに、文ちやんは子供のやうぢや無い。」
出発
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
かきあは(掻合)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
かきあ
かきあわ