“翼裾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ウイング50.0%
ウイング・スカーフ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ピゲエの翼裾ウイングなんかひきずってきたら大恥をかくところだった。みなさんうそみたいにしとやかで、魔に憑かれたような上品な声で話している。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
翼裾ウイングのほうはピゲエの一九四〇年の変り型ファンシイで、すこしデモードだけどピゲエでつくらせたというのが強味だ。着換えをしてママに見てもらいに行くとママが笑いだした。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
レエヌさんが、ほのお色の、放図ほうずもなくすそのひろがった翼裾ウイング・スカーフのソワレを着て、孔雀くじゃくが燃えあがったようになってはいって来た。
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)