“翼々”の読み方と例文
読み方割合
よくよく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ややもすると合戦でも起しかねまじき語気を見(しめ)すと、法王は大いに恐れて小心翼々(よくよく)として心配をせられ、御膳(ごぜん)さえろくに召上(めしあが)らず日夜心を悩まされたそうですが
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
ふくみ声で所謂(いわゆる)創作の苦心談をはじめたならば、案外荘重な響きも出て来て、そんなに嘲笑されずにすむかも知れぬ、などと小心翼々(よくよく)、臆病無類の愚作者は、ひとり淋(さび)しくうなずいた。
鉄面皮 (新字新仮名) / 太宰治(著)