鉄面皮てつめんぴ
安心し給え、君の事を書くのではない。このごろ、と言っても去年の秋から「右大臣実朝」という三百枚くらいの見当の小説に取りかかって、ことしの二月の末に、やっと百五十一枚というところに漕ぎつけて、疲れて、二、三日、自身に休暇を与えて、そうしてこと …
作品に特徴的な語句
御出ぎょしゅつ みつ ほう しわが 庚戌かのえいぬ 戊辰つちのえたつ 承元じょうげん 癸卯みずのとう 首肯しゅこう あざ これ 仔細しさい ほか 伏目ふしめ そば 先途せんど 公暁くぎょう 午剋うまのこく 危篤きとく 厭世えんせい 口髭くちひげ 叮嚀ていねい 叱咤しった かな 名越なごえ あき つぶや 味噌みそ 咄嗟とっさ かな うそ ささや 図々ずうずう 寓居ぐうきょ とうげ 己巳つちのとみ 平癒へいゆ かす 度々たびたび 建暦けんりゃく 微塵みじん うら 愛嬌あいきょう 憐憫れんびん ある 所詮しょせん 所謂いわゆる ふん 抜萃ばっすい いわ 案配あんばい 気障きざ 水上みなかみ 沐浴もくよく 流石さすが 浅間あさま さび 溜飲りゅういん 滑稽こっけい 炬燵こたつ 焼酎しょうちゅう 狼狽ろうばい 玩具おもちゃ はなは 田舎いなか 疱瘡ほうそう たん まなじり にら 矢鱈やたら 磊落らいらく みが はず たま 綺麗きれい すが 群参ぐんさん 翼々よくよく 興覚きょうざ 華奢きゃしゃ 落飾らくしょく ふた 蜜柑みかん 血染ちぞめ 衒気げんき すべ よそお のぞ