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衒気
ふりがな文庫
“衒気”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
げんき
89.8%
てらい
2.0%
てらいげ
2.0%
てらひげ
2.0%
アフェクテーション
2.0%
プリテンス
2.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんき
(逆引き)
いかにも青臭く
衒気
(
げんき
)
満々のもののような気がして来て、全く、たまらないのであるが、そこがれいの鉄面皮だ、
洒唖々々然
(
しゃあしゃあぜん
)
と書きすすめる。
鉄面皮
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
衒気(げんき)の例文をもっと
(44作品)
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てらい
(逆引き)
かいなでの在郷連と違った兄さんだぞという
見得
(
みえ
)
で、後ろに声援の芸妓連をはじめ、群がる見物人の手前という
衒気
(
てらい
)
が充分に見えきっているから、お角がこれはよくないと思いました。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
衒気(てらい)の例文をもっと
(1作品)
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てらいげ
(逆引き)
それが
夜郎自大
(
やろうじだい
)
でするような、
衒気
(
てらいげ
)
にも、高慢にも響かないで、いかにも尋常に出て来る。さながら、そう呼んで差支えないだけの家に生れた子が、そう呼んでいる通りの自然にしか響かないのです。
大菩薩峠:30 畜生谷の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
衒気(てらいげ)の例文をもっと
(1作品)
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てらひげ
(逆引き)
作に
当気
(
あたりげ
)
のないものは尠い。
衒気
(
てらひげ
)
のないものは尠い。批評にもはつきり物を言つて見せたやうなものが少い。皆な何処かで妥協したり、好い加減にしたりしてゐる。
解脱非解脱
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
衒気(てらひげ)の例文をもっと
(1作品)
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アフェクテーション
(逆引き)
天才的な知識的な行動——それを雄吉は後になってからは
衒気
(
アフェクテーション
)
の伴ったかなり嫌味なものと思ったが、その当時はまったくそれに魅惑されて、天才青木に対する淑慕を
青木の出京
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
衒気(アフェクテーション)の例文をもっと
(1作品)
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プリテンス
(逆引き)
軽噪と
衒気
(
プリテンス
)
と解放と。
踊る地平線:06 ノウトルダムの妖怪
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
衒気(プリテンス)の例文をもっと
(1作品)
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“衒気”の意味
《名詞》
衒 気(げんき)
自分の学識や才能を見せびらかして自慢したいと思う気持ち。
(出典:Wiktionary)
衒
漢検1級
部首:⾏
11画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“衒”で始まる語句
衒
衒学
衒学的
衒学者
衒奇
衒学癖
衒勇
衒揚
衒燿
衒耀
“衒気”のふりがなが多い著者
九鬼周造
内田魯庵
倉田百三
徳冨蘆花
中里介山
吉川英治
谷譲次
小栗虫太郎
夏目漱石
徳田秋声