“てらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寺井50.0%
衒気50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私が小学校へは入った頃から、四里よりばかり離れた隣郡となりぐん寺井てらいという町があって、そこに陶器の会社が出来た。そこでは、九谷を日用品として造り始めた。
九谷焼 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
かいなでの在郷連と違った兄さんだぞという見得みえで、後ろに声援の芸妓連をはじめ、群がる見物人の手前という衒気てらいが充分に見えきっているから、お角がこれはよくないと思いました。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)