“かくえき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
赫奕80.0%
各驛10.0%
郭奕10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鏡のような両側の壁は、たがいにその光を反映し、はねかえし、それがまた天井の内輪へ照りかえって、洞道ポテルン全体が、赫奕かくえきたる光の氾濫の中へ溺没できぼつする。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
前夜ぜんやあめはれそら薄雲うすぐも隙間あひまから日影ひかげもれてはるものゝ梅雨つゆどきあらそはれず、天際てんさいおも雨雲あまぐもおほママかさなつてた。汽車きしや御丁寧ごていねい各驛かくえきひろつてゆく。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
また郭嘉の子郭奕かくえきを取り立てなどして、帰来、宰相としての彼は、陣中以上、政務に繁忙はんぼうであった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)