“かくえう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
赫耀75.0%
赫燿25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海(うみ)も緑(みどり)の酒(さけ)なるかな。且(か)つ見(み)る後苑(こうゑん)の牡丹花(ぼたんくわ)、赫耀(かくえう)として然(しか)も靜(しづか)なるに、唯(たゞ)一(ひと)つ繞(めぐ)り飛(と)ぶ蜂(はち)の羽音(はおと)よ、一杵(いつしよ)二杵(にしよ)ブン/\と、小(ちひ)さき黄金(きん)の鐘(かね)が鳴(な)る。疑(うたが)ふらくは、これ、龍宮(りうぐう)の正(まさ)に午(ご)の時(とき)か。
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
灼熱(しやくねつ)の天(てん)、塵(ちり)紅(あか)し、巷(ちまた)に印度(インド)更紗(サラサ)の影(かげ)を敷(し)く。赫耀(かくえう)たる草(くさ)や木(き)や、孔雀(くじやく)の尾(を)を宇宙(うちう)に翳(かざ)し、羅(うすもの)に尚(な)ほ玉蟲(たまむし)の光(ひかり)を鏤(ちりば)むれば、松葉牡丹(まつばぼたん)に青蜥蜴(あをとかげ)の潛(ひそ)むも、刺繍(ぬひとり)の帶(おび)にして、驕(おご)れる貴女(きぢよ)の裝(よそほひ)を見(み)る。
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「ハムレット」に吐露せし沙翁が満腔の大嘲罵は、自(おのづか)ら粛厳犯す可からざる威容を備ふるを見れど、スウィフトの痛烈なる嘲罵は炎々たる火焔には似れど、未だ陽日の赫燿(かくえう)たるには及ばず。