“二杵”の読み方と例文
読み方割合
にしよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海(うみ)も緑(みどり)の酒(さけ)なるかな。且(か)つ見(み)る後苑(こうゑん)の牡丹花(ぼたんくわ)、赫耀(かくえう)として然(しか)も靜(しづか)なるに、唯(たゞ)一(ひと)つ繞(めぐ)り飛(と)ぶ蜂(はち)の羽音(はおと)よ、一杵(いつしよ)二杵(にしよ)ブン/\と、小(ちひ)さき黄金(きん)の鐘(かね)が鳴(な)る。疑(うたが)ふらくは、これ、龍宮(りうぐう)の正(まさ)に午(ご)の時(とき)か。
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)