“辻行灯”のいろいろな読み方と例文
旧字:辻行燈
読み方割合
つじあんどう50.0%
つじあんどん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抑も辻行灯つじあんどうすたれて電気灯でんきとう光明くわうみやう赫灼かくしやくとして闇夜やみよなき明治めいぢ小説せうせつ社会しやくわいに於ける影響えいきやう如何いかん。『戯作げさく』と云へる襤褸ぼろぎ『文学ぶんがく』といふかむりけしだけにても其効果かうくわいちゞるしくだいなるはらる。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
わざと御用の提灯ちょうちんなどは用意しなかった平次は、曲者を向う角の辻行灯つじあんどんのところまで引立てました。
銭形平次捕物控:126 辻斬 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)