“辻行燈”のいろいろな読み方と例文
新字:辻行灯
読み方割合
つじあんどん80.0%
つじあんどう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しだれ柳、辻行燈つじあんどん編笠あみがさ茶屋の灯などが雨のように光る中を、土手から大門へと、四ツ手が駈ける、うかれ客が流れこむ、投げぶしがよろけて行く。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わざと御用の提灯などは用意しなかつた平次は、曲者を向う角の辻行燈つじあんどんのところまで引立てまゝした。
銭形平次捕物控:126 辻斬 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)