“昼行灯”の読み方と例文
読み方割合
ひるあんどん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「うむ、その意味が解らぬそうな。それでは一つ例を引こう。武士の亀鑑きかん大石良雄は昼行灯ひるあんどんであったそうな」
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
昼行灯ひるあんどんの何のと悪く言うものの、やっぱり太夫は偉いところがあるね。時には何となく生温いように思って、俺なぞずいぶん喰ってかかったものだが、別に怒ったような顔もされない。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)